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×アレルギー検査

ムスコのアレルギー検査に行ってきた。

う~む、、、結果としては、かなりがっかり。
フランスでの検査方法について、私の事前リサーチ不足もあるのかも
しれないけど。(^^ ;)
届いた結果には、3種類に分けた食品群のアレルギー反応が
ネガティヴかポジティヴか、、、なんの数値もナシ。がくっ。

私の知っているアレルギー検査というのは、まず皮膚テスト。
植物や動物、食べ物などアレルゲンを含んだ液を腕にたらし
皮膚を少し傷つけて反応をみるというもの。
それから、お決まりの血液検査。

血液検査では、IgE値が書かれていて、食べ物アレルギーの中でも
即時型のものを知ることができる。
その次に、花粉やハウスダスト、動物などいくつかの項目に対して、
0から6とか7くらいの段階に分けて数値で反応を出してくれる。
日本の一昔前でも、わざわざ頼まなくても、ここまでは出してくれた。
これが、私の知っている血液検査。

皮膚検査は、少なくとも数分間腕を固定された状態で、プチッと傷つけられるのを
我慢する必要があり、3歳児には厳しいと思うので、これはまだ考えていなかった。

なので、今回ムスコがやったのは血液検査のみ。
それでも、まだ細い血管に針をいれられたまま数分動かずにいるというのは
3歳児にはかなり酷な状態だった。
わーわー泣くムスコを必死で押さえつけ、本人もそれ相応に頑張った
というのに、こーんなアバウトな結果をペロッと渡されちゃ、さ。
それとも、フランスでは、患者がそこまで指定しないと、何の数値も
出してくれないのだろうか?

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×フランスで花粉症 

こっちで発症する花粉症は、夏の終わりからやってくるAmbroisieだけだったのに、
今年は、初めて春先にも出てしまった...。

だから、こっちでもアレルギー検査をしたいと言っているのに、
うちの一般医ったら「テストしてアレルギーが治るわけじゃあるまいし。
症状が出たら薬を飲みゃいいだけだ。」なーんて、取り合ってくれない。

いやいや、事前対策が取れんのよ。
そろそろ季節がやって来たから、アポ取って処方箋出してもらわにゃな、ってさ。
症状が出てから、滝のように鼻水垂らしながら、くしゃみで会話もままならない中、
仕事調整して、必死でアポ取るより賢い方法だとは思わないかい?

今回だって、やっとこアポを入れるよう調整できたのが、発症してから
1ヶ月以上経った4月上旬よ?


日本のテストで反応が出た植物があるのか(もしくは、反応をした植物と
同じ属性のもの)、、、などを調べるのに役に立ったのがこちらのサイト。
わかりやすく整理されていてオススメ。
http://www.lesarbres.fr/allergies.php


アレルギー大国!?日本では、今の時代、飲めばピタッと症状だけを押さえてくれて
眠くすらならないものがたくさん出てる。
処方箋ナシで買えるものも種類が豊富。

対してフランスは、この手のモノの種類はガクッと減る。
、、、選択肢が少ないのは、この手のものに限ったことじゃないけどさ。( ̄▽ ̄)

私の場合は、数年前からこちらを愛用。
花粉症が発症する時期、毎晩1粒飲み続けておけば症状をほぼ押さえてくれる。
眠くもならないので、まぁ、今のところはこれでいいかな、と。
というか、どの医者も、どの薬剤師もこの薬を言えば「あぁ。」と言って、
当然という顔をしているので、これしかないのかもしれない...
http://www.pharmabolix.com/XYZALL

一般医に行ったついでに、必ず処方箋に書いてもらうのがDexeryl
処方箋ナシで買えるものだけど、処方箋アリだと全額保険でまかなえるんだもん

なんか、大阪のおばちゃんみたいだな、私。(^▽^;)




×処方箋ナシで買える子供用風邪薬

保育園や幼稚園に行っている子供は、本当にいろいろなものを持って帰ってくる。
帰宅すると同時に、もれなく風邪菌もついてきたりする。
子供だからといって、菌まで子供サイズというわけでもなく案外強力。
きっと「イキがいい」のだろう。
若さってスゴイ...。

さて、子供を託児所に預けているということは、お母さんも働いているわけで。
勤め人ならば、子供を理由に欠勤や早退するのにも限度がある。
そして、何よりも、子供の体調が悪化した場合のシワ寄せは、看病するお母さんに
一気に集中してしまう。

私を含めた 高齢育児 のワーキングマザーにとって、過労と睡眠不足が続く中、
勤労するのは結構シンドイ。(-_-;)

よって、子供の風邪菌が最小限のうちに叩き潰すのが望ましい。

2児の母であるフランス人の同僚に教えてもらったコレ。
彼女のお母さんは、看護師(婦)さん。
ワクチンは全て、お母さんに打ってもらって育ったそうな。
子供が出来てからも、医療関連のことはまず母親に相談してきたという、
なんともうらやましい環境。


さて、こちら、引きはじめの風邪をやっつける薬2種。
処方箋なしで購入する事ができるのが最大のポイント。
つまり、医者に電話してアポとって、始業前に病院に連れて行って、処方箋もらって、
薬局に行って、ヒーヒー言いながら出勤して、、、なんてしなくていいのである


● COQUELUSEDAL
風邪の引き始め、鼻をぐずぐずさせ始めたら寝る前に与えるSuppositoire = 座薬
Nourrisson jusqu'à 30 mois = 30ヶ月まで
Enfant 30 mois à 15 ans = 30ヶ月~15歳までの子供用
ちなみにAdult = 大人用もある。

● BRONCHOKOD
    ※CARBOCITEINE 2%という名前で売られている物も成分は同じだそう。
風邪の引き始め、ゴホゴホと湿った咳を静めるシロップ。
就寝前の30分~1時間に飲ませる。


来た~!!! と思ったら、これで対処をして、そのまま治ってくれたらラッキー。
それでもダメだったら、諦めて病院に連れて行きましょうー...

×ムスコの入院物語

普段ガッツリ食べている貯蓄のおかげか、日毎に回復していったムスコ。
まさにメキッ、メキッ、と音を立てんばかりイキオイで良くなってくれた。(^-^)

9月に入り、気温ががくっと下がった頃から鼻がグズグズし始めてた。
この時期の託児所っ子なんてこんなモン、といつも通り鼻の吸い取り+スプレーで
朝晩ケアをしていたらずいぶんと良くなってた。
が、とある日、お迎えに行くと少々お疲れ気味。
その夜、3回ゲロッとやって、39度の発熱

フランスで子供の薬といえば、Dolipraneの熱さましシロップ。
(鎮痛剤として、歯が出てくるときに歯茎に塗ったり、癇が強い子を落ち着かせるために
飲ませたりもするらしい。)
いつもはコレを飲ませると、すーっと熱が下がるのに、今回ばかりはぜんぜん引かないので、
翌々日には、朝イチでかかりつけの一般医(いろいろあって、今までの小児科は
やめたので。)に連れて行った。
長~い綿棒をのどの奥に突っこみ薬液で反応をみる検査では、ヴィルス性のものは
認められず、普通の風邪と診断された。
Dolipraneを6時間置きに飲ませて、涼しい格好をさせて、水分補給だけ気をつけて、
あとは熱が下がるのを待つしかない、とのこと。

ところが、結局、5日経っても39.5~41度の間をいったりきたりで、
一向に下がる気配ナシ...。
ぐったり、グズグズ、全く食べず、夜も目を覚ます。 すごく苦しそうなのと、
正直なところ、こっちも看病疲れでフラフラになってきたというのもあって、
総合病院の救急外来へ。

レントゲンの結果、両方の poumon=肺 に影が写っていて、La pneumonie(La bronchite)
=肺炎
と診断され、あれよあれよという間に入院

まずは、24時間集中治療病棟にて、antibiotique=抗生物質を使っての治療で様子見。
長時間かなりの高熱が出ていたということで、尿検査と血液検査。
大人のように自分で尿を取り出すことのできないチビなので、おちんちんに専用の袋を
装着された上にオムツをあてられ、なんともあわれな姿...

結局、回復する兆しが見られず、短期治療病棟に移されて、様子を見つつ抗生物質を投与。
私が入院した時と同じ、手の甲に針をずーーっとさされたまま、チューブをつながれ、
栄養やら薬やらを点滴でいれられる。
大人の私でも、痛いし動けないしでうーんざりしたけど、ちっちゃな手の甲に刺された針は
なんとも痛々しい、、、

仕事は、休む権利はあるもののフランスでは、6日間/年 子供が病気や事故にあった場合、
有給として休める。)
、とてもまともに休めるような状況ではなく、早朝や深夜に自宅でできることは
自宅でこなして、あとは会社と病院を行ったり来たり。
相方も、なんとか仕事の都合をつけて、キャンセルできるものは極限までキャンセルして、
深夜2時半頃には病院に到着して、私とバトンタッチ。
その後、私は自宅で仮眠をとって、仕事をこなして、午後3時なり、4時なりに切り上げて
相方とバトンタッチ。
どうしても、相方の仕事が朝までかかる場合には、私がそのまま泊まりこみ、、、とまぁ、
なんとか協力し合って乗り切ったけど、アラフォー2人組それはそれはもぅ、ヘロヘロ~。(苦笑)

今回の入院騒動をきっかけに、医療関係の仕事についている友達に、いろいろと
質問させてもらった。
常日頃から、フランスはすぐに薬を出すわ、日本人には強すぎるわ、その他、医者の
発言に「ホントかよ。」と、思ったこともあったし(苦笑)、離乳食の進め方や食材選びも
含めて小児科関連でも、どうも個人的には好きになれない部分があったり、、、。
ま、単にフランス人を信用してないだけかもしれないけどさー。(苦笑)

さて、日仏の薬を比較してみると、アスピリン系が何倍、○×系が何倍、、、
という感じに、具体的な数値で表せるほど、実際にフランスの薬は強い処方だそう。
ただし、子供の抗生物質に関しては、日本の方がすぐに処方するらしい。
なんでも「病院に連れて行ったのに治らない!」と母親から抗議を受けるので、
良い菌も殺してしまうデメリットがあるものの、確実に効く抗生物質を処方してしまう
傾向にあるとのこと。

そう言われてみると、ムスコを連れての初帰国でも、あっさり処方されたっけ。
素人知識で、どっちがいいの、悪いのなどと、簡単にジャッジは出来ないけど、
効くからといって、簡単に抗生物質を処方されるのはちょっと怖いな。
いい菌を殺すって、アレルギー体質になる可能性も高めてしまうワケで。

もとい、今回のように肺炎を起こすのは、まだ体力もなく、未発達な子供には
比較的起こりやすいことだそう。
しかも、ちょうど気温が一気に下がったからか、体調をくずしている子供が多くて、
ムスコと同じ理由で入院している子がすごく多かった。

それにしても、普段バキュームカーのように何でも食べるムスコが、大好きな
にんじんジュースもコンポートも好物のビスケットまで !!!拒否して、針と
チューブだらけなのは本当に痛々しかった
食欲が戻らないコトには退院させられない、と言われたので、看護婦さんに
許可をとり、ムスコの大好きなのりをたっぷり巻いたおにぎりやチャーハンを
仕事の合い間に用意して持参した。
おにぎりを見た瞬間「あっ!」と、顔が輝いて、おいしそうに食べてくれた時は、
まさに、天にも昇る気分。(^-^)
(ムスコのいた短期入院病棟は、重病で入院する場所ではなかったので、食べ物は
すごく自由だった。むしろ、ビスケットでも甘い物でもいいから、食欲を出させる方が
大事、という感じだった。)

そして、退院直前になってようやっと気付いたコトが1つ。

、、、わざわざ親が泊りこむ必要はなかったらしい...

私も相方も、子供が入院=親同伴、とスイッチがはいってしまって、相談する事もなく
最初からお互いそのつもりでスケジュールをやりくりした。
自分達のことだけで手一杯だったし、相部屋だったけどずっとムスコ一人だったので、
他所のことなんて気をつける余裕もなくて、ずーっと気づかなかったんだけど、どうも
両親で必死で泊り込んでたの、ウチだけだったっぽい...。(笑)
ママと食糧がセットになっている、授乳中の小さな赤ちゃんのお母さんは見かけたけど。
まぁ、相方に父親としての自覚を持たせるいい機会だったということにしよう。

×処方箋ナシで買える 子供用下痢&嘔吐の薬

こちらも同じ同僚に教えてもらったもの。

仕事をしていると、小児科に連れて行くのは大仕事。
それに、なかなか連れて行けないことだってある。
病院に連れて行くほどでもない場合も含めて、こういう処方箋ナシで
買える薬を知っておくと便利かもしれない。


 ★ 下痢の薬
   TRIORFAN Nourissons

 ★ 嘔吐の薬
   MOTYLIUM


生活ペースや日々の大変さが似通っている、働くママ同士での情報交換は
すごく有益なのだ。

×新しいお尻かぶれクリーム

ムスコと同い年の娘ちゃんがいる、フランス人の同僚に教えてもらったお尻かぶれクリーム。
彼女曰く、定番の Bepanten 5% より効くという。
高いモノではないので、さっそく薬局で買ってみた。

creme.jpg



購入する時、薬剤師さんが言っていた通り「クリーム」というより「ペースト」。
ベターーッと塗った後は、まさに塗り壁。
さらっと乾いたテクスチャーが、ますます塗り壁っぽい。
塗った後は、本当に真っ白けっけで、かぶれた肌を治療する+保護してるようなイメージ。
Bepanthenとどっちがいいか、はよくわからないけど、似たり寄ったり、、、かな?

それより、あと少しで2歳になるというのに、お尻かぶれなんぞにならんでくれー。(苦笑)

でも、こんな感じで、フランス人の同僚から得る日常の情報って、けっこう貴重。
外国人だからこそ知らないコトってたくさんあるし、日々のちょっとした雑談で
偶然情報が得られるっていう手軽さがいいんだなー。