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×一人息子とオカンの関係

大昔、私を7回も号泣させた映画「アルマゲドン」で、オトコの美学に感涙した時と
同じくらい感動的な出来事が起きた。

ムスコがお昼寝から目覚めた5時少し前のコト。
遅ればせながら土曜の買出しのため、ショッピングカートをゴロゴロ引きながら
行きつけのスーパーへ出かけた。
日本の友達に言うと「ばぁさんみたいだな。」なんて言われそうだけど、
こっちでは王道のイデタチなのよ

買い物を終えて空を見上げると、風はビュンビュン、空はドンヨリ。
こりゃマズイ、と大急ぎで家路に向かったけれど、ボタボタと大粒の雨が
降り始めてしまった。

子連れじゃ到底ムリ、と偶然駆け込んだのがと或るBarの軒先。

ちょうどこの日は、近所で野外の音楽+アペロ(直訳すると食前酒。つまり、
わいのわいのと酒とツマミで盛り上がるイメージ。)のイベントがあって、
なんと、酒におぼれた若者達が、狭い通りを押し寄せて来たんだわ。

完全に出来上がっちゃってるところ、この「夕立」が拍車をかけて無意味に
ハイテンションになっちゃって、ン百人の酔っ払いが狭い通りを占拠


夕立ザブザブ、雷ゴーロゴロ鳴り響く中、ラッパ飲みやら、酒ビン振り回しながらで
母子が片寄せあっている軒先に押し寄せてくる。
挙句の果てに、閉店していたBarが、無理矢理開店となり、アラフォーの
おばちゃんには良くわからない音楽がズンドコ鳴り響き出す。


こんな時に、儲けようと思うなーーーー!!! (▽▽メ)


もぅ、大雨だわ雷だわヘベレケだわ。
ここしばらく酒席からは遠ざかっていた元飲兵衛の私ですら少々腰が引けるような
破天荒な光景が、若干2歳児の目前で繰り広げられていくーーー。


やーめーてーーーーー!!!


「店、はいる?」と、ワナワナとしている私に声をかけてくる人もいたけどさ、
「雨宿りどうぞ。」の親切心のつもりなんだろうけど、少々方向性間違っちゃいないかい?
まだ、19時前だってのに、完全に出来上がっちゃったヤカラで無法地帯と化してる
場所に、幼子連れて仲間に入るほど、私、ロックンロールな人間じゃないってば

どう気を利かせたらこういう提案が出来るのか、ちーーっともわからない。

ようやっと小雨になった頃、「大丈夫?行ける?」と聞いてくる私に、大きく
頷いてくれたムスコの手を引き、こんなロックな場所に長居は無用!と飛び出した。

普段はあっちゃこっちゃに寄り道したがるムスコも、鬼気迫った母の空気を
察したのか、自ら私の手を引いて脇目もふらず走る、走る。

酔っ払って、エヘラ、エヘラとふら付いてるのだの、イキオイ余って罵詈雑言を
吐いてるのだので通りが溢れている中、スタコラサッサと一目散に帰る私たち。

私だって、かつては万年酒気帯びみたいなモンだったから、気持ちはよーっくわかる。
けどさ、もうちょっと飲み方学ぼうや。若者達よ。(ーーメ)
素人さんに迷惑かけちゃ、いかんぜよ


命からがら帰還して、買い出しで一杯になったカートを階段で引き上げてると、
(エレなし3階。このエリアは、エレ付きは存在しないのデス。)ムスコったら、
私の胸元にさっと手を当て「サヴァ? サヴァ?」と何度も聞いてきては
一緒にカートを引っ張りあげようとするじゃないのっ。(涙)

家に入れば入ったで、疲れたのとホッとしたのとで脱力気味だった私を気遣ってか、
カートの荷物全て、何往復もして一人でキッチンに運んでくれたという頼もしさ
アリガト、アリガト、と涙ながらに言う私をギューーッと抱きしめては、サヴァサヴァ
聞いてくるムスコ...。

あまりの優しさに、ホンキで泣けた。(T-T)

そして、窓の外を見ては「雨ねー、雨!」と怒った顔をしてみせる。
私には、「ママを困らせた雨」に怒ってくれているように見えましたよ。
えぇ、えぇ、親バカで結構デス。(T-T)


私たちの行く末は、リリー・フランキーとオカンだな。
悪くないね♪


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×久々のムスコ話

まとまった時間も、細切れの時間もなく、、、
もぅ、どーでもよくなってしまい放置してました。
だってさぁ、ちょろっと下書きした記事が増えていくばっかりなんだもーん。

これだけ放置してしまうと、次にアップした時には、ムスコ変声期を迎えました!
なんてことになりそうなんで(笑)。


さて、ムスコがママに優しいというのは本当の話でした。
ウチのもいい具合に 優男(ヤサオトコ) 街道爆走中。

まだまだ、私が子供を持つずーーーっと前のコト。
3歳の一人息子に、鼻の下が伸びきっていた友達の気持ちが、今はよーくわかる。はは。


「づーがーれーたーーー...。」と、毎日モウロウとしている母の頭をなで、チューをし、
「ギューッ。」という効果音つきで抱きしめてくれること1日数回。
「サヴァ?(=大丈夫?)」と、顔を覗きこんでは背中をさすってくれる様なんて、
思わず老後のことを想像してしまうくらい。

「ココ、イタイ?」と、私の身体のあっちこっちを指差しては、なで回してチュー。
もちろん私がどこかにぶつけた時や、びっくりして柄にもなく「キャッ。」なんて
悲鳴をあげた時は、すっ飛んで来てくれる。

体調が悪くてベットから起き上がれなかった時は「シーマッ(C'est moi)、ドド!」と、
起き上がろうとする私を手で制し(つまり、自分でどうにかするから、ママは
寝てて。ってコトね。)、自分用のパンをいそいそキッチンに探しに行ってくれた。

ドンッと誇らしげに胸を叩いた姿が、なんと眩しかったことか


任せておけっ! オレに着いて来いっ!


って言われたような気がしたよ。母さんは



そんな我が期待の星(笑)に、重要な進化が。


★ 5月18日 おまるにて、祝初達成。
         

ウ○チとおしっこ1回ずつ。
突然、しかも、さらっと勝手にやってくれた。ビバ。

その後も、週末、私に余裕がある時だけしかやらせていないものの、それぞれ1回ずつ達成。

嗚呼、これで、でかくて重くて高い オムツ生活から開放されるのね、、、。