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×ムスコの入院物語

普段ガッツリ食べている貯蓄のおかげか、日毎に回復していったムスコ。
まさにメキッ、メキッ、と音を立てんばかりイキオイで良くなってくれた。(^-^)

9月に入り、気温ががくっと下がった頃から鼻がグズグズし始めてた。
この時期の託児所っ子なんてこんなモン、といつも通り鼻の吸い取り+スプレーで
朝晩ケアをしていたらずいぶんと良くなってた。
が、とある日、お迎えに行くと少々お疲れ気味。
その夜、3回ゲロッとやって、39度の発熱

フランスで子供の薬といえば、Dolipraneの熱さましシロップ。
(鎮痛剤として、歯が出てくるときに歯茎に塗ったり、癇が強い子を落ち着かせるために
飲ませたりもするらしい。)
いつもはコレを飲ませると、すーっと熱が下がるのに、今回ばかりはぜんぜん引かないので、
翌々日には、朝イチでかかりつけの一般医(いろいろあって、今までの小児科は
やめたので。)に連れて行った。
長~い綿棒をのどの奥に突っこみ薬液で反応をみる検査では、ヴィルス性のものは
認められず、普通の風邪と診断された。
Dolipraneを6時間置きに飲ませて、涼しい格好をさせて、水分補給だけ気をつけて、
あとは熱が下がるのを待つしかない、とのこと。

ところが、結局、5日経っても39.5~41度の間をいったりきたりで、
一向に下がる気配ナシ...。
ぐったり、グズグズ、全く食べず、夜も目を覚ます。 すごく苦しそうなのと、
正直なところ、こっちも看病疲れでフラフラになってきたというのもあって、
総合病院の救急外来へ。

レントゲンの結果、両方の poumon=肺 に影が写っていて、La pneumonie(La bronchite)
=肺炎
と診断され、あれよあれよという間に入院

まずは、24時間集中治療病棟にて、antibiotique=抗生物質を使っての治療で様子見。
長時間かなりの高熱が出ていたということで、尿検査と血液検査。
大人のように自分で尿を取り出すことのできないチビなので、おちんちんに専用の袋を
装着された上にオムツをあてられ、なんともあわれな姿...

結局、回復する兆しが見られず、短期治療病棟に移されて、様子を見つつ抗生物質を投与。
私が入院した時と同じ、手の甲に針をずーーっとさされたまま、チューブをつながれ、
栄養やら薬やらを点滴でいれられる。
大人の私でも、痛いし動けないしでうーんざりしたけど、ちっちゃな手の甲に刺された針は
なんとも痛々しい、、、

仕事は、休む権利はあるもののフランスでは、6日間/年 子供が病気や事故にあった場合、
有給として休める。)
、とてもまともに休めるような状況ではなく、早朝や深夜に自宅でできることは
自宅でこなして、あとは会社と病院を行ったり来たり。
相方も、なんとか仕事の都合をつけて、キャンセルできるものは極限までキャンセルして、
深夜2時半頃には病院に到着して、私とバトンタッチ。
その後、私は自宅で仮眠をとって、仕事をこなして、午後3時なり、4時なりに切り上げて
相方とバトンタッチ。
どうしても、相方の仕事が朝までかかる場合には、私がそのまま泊まりこみ、、、とまぁ、
なんとか協力し合って乗り切ったけど、アラフォー2人組それはそれはもぅ、ヘロヘロ~。(苦笑)

今回の入院騒動をきっかけに、医療関係の仕事についている友達に、いろいろと
質問させてもらった。
常日頃から、フランスはすぐに薬を出すわ、日本人には強すぎるわ、その他、医者の
発言に「ホントかよ。」と、思ったこともあったし(苦笑)、離乳食の進め方や食材選びも
含めて小児科関連でも、どうも個人的には好きになれない部分があったり、、、。
ま、単にフランス人を信用してないだけかもしれないけどさー。(苦笑)

さて、日仏の薬を比較してみると、アスピリン系が何倍、○×系が何倍、、、
という感じに、具体的な数値で表せるほど、実際にフランスの薬は強い処方だそう。
ただし、子供の抗生物質に関しては、日本の方がすぐに処方するらしい。
なんでも「病院に連れて行ったのに治らない!」と母親から抗議を受けるので、
良い菌も殺してしまうデメリットがあるものの、確実に効く抗生物質を処方してしまう
傾向にあるとのこと。

そう言われてみると、ムスコを連れての初帰国でも、あっさり処方されたっけ。
素人知識で、どっちがいいの、悪いのなどと、簡単にジャッジは出来ないけど、
効くからといって、簡単に抗生物質を処方されるのはちょっと怖いな。
いい菌を殺すって、アレルギー体質になる可能性も高めてしまうワケで。

もとい、今回のように肺炎を起こすのは、まだ体力もなく、未発達な子供には
比較的起こりやすいことだそう。
しかも、ちょうど気温が一気に下がったからか、体調をくずしている子供が多くて、
ムスコと同じ理由で入院している子がすごく多かった。

それにしても、普段バキュームカーのように何でも食べるムスコが、大好きな
にんじんジュースもコンポートも好物のビスケットまで !!!拒否して、針と
チューブだらけなのは本当に痛々しかった
食欲が戻らないコトには退院させられない、と言われたので、看護婦さんに
許可をとり、ムスコの大好きなのりをたっぷり巻いたおにぎりやチャーハンを
仕事の合い間に用意して持参した。
おにぎりを見た瞬間「あっ!」と、顔が輝いて、おいしそうに食べてくれた時は、
まさに、天にも昇る気分。(^-^)
(ムスコのいた短期入院病棟は、重病で入院する場所ではなかったので、食べ物は
すごく自由だった。むしろ、ビスケットでも甘い物でもいいから、食欲を出させる方が
大事、という感じだった。)

そして、退院直前になってようやっと気付いたコトが1つ。

、、、わざわざ親が泊りこむ必要はなかったらしい...

私も相方も、子供が入院=親同伴、とスイッチがはいってしまって、相談する事もなく
最初からお互いそのつもりでスケジュールをやりくりした。
自分達のことだけで手一杯だったし、相部屋だったけどずっとムスコ一人だったので、
他所のことなんて気をつける余裕もなくて、ずーっと気づかなかったんだけど、どうも
両親で必死で泊り込んでたの、ウチだけだったっぽい...。(笑)
ママと食糧がセットになっている、授乳中の小さな赤ちゃんのお母さんは見かけたけど。
まぁ、相方に父親としての自覚を持たせるいい機会だったということにしよう。

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