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×初バカンス アルザス旅行記 vol.1

ムスコが生まれて初めて「バカンス」と呼べる時間を過ごした、この夏。

と言うか、ムスコがいるいないに関わらず、ずっと激務の仕事についていたので、
バカンスと呼べる時間を過ごす事自体、貧乏学生の時以来ではあるのだが...。

7月の末、急遽8月の2週間ほどバカンスを取ることが決まり、大慌てで
あれこれ調べ、全てのブッキングが完了したのが出発の前日
急に決めた小旅行の行き先は、アルザス地方のMulhouse(ミュールーズ)

さて、この地を選んだ理由はコチラ。

自動車博物館 http://www.collection-schlumpf.com/fr/schlumpf/


太陽も海も大キライ、むしろずーっと穴倉のような場所にいたい、という
ヒネクレ者のパパの強い希望がまずあり、その上で、乗り物オタクのムスコなら
充分楽しめるだろう、ということで決定したワケ。


そして、今回のバカンスは、今まで全てを一人で背負ってきた私に対して、
パパからのお礼謝罪の意味がこめられておりまして、要は、普通のお母さんに
とっては日々当たり前に行われている「パパが子供の面倒を見る」、つまり
母親である私が骨休めをする、というのが狙い

あ、もちろん、今回のバカンス費用は全てパパ持ち


ストラスブール行きのTERに揺られ4時間半弱。

比較的空いている車内で、子供の相手はパパに任せ、優雅に一人コーヒーを飲み、
パンをかじり、ぼけらーっと景色を眺めながら編み物なぞに興じるワタシ


嗚呼、、、成人が他にいるって、なんてスバラシイのでしょう(T-T)
まず、気の張り方が格段に違う。
そして、物理的、腕力的、体力的に、桁違いに楽

こんな風に日々過ごせていたら、心身共に消耗することなんて絶対にないな。
ストレスも疲労もなければ、優しい笑みも自然にこぼれるというものさ。

これぞ、ザ・バカンス


呑気に人任せ で目的地に到着した後は、ホテルで少し休憩からさっそく町へ。

ドイツ領になったりフランス領になったりと、複雑な歴史背景のあるアルザスの町並みは、
昔、何度か旅で訪れたことのあるドイツを思い出させる。
町を歩いていても、あちらこちらからドイツ語が飛び込んでくる。

mulhouse01.gif



旅行に行くと、気ままに町を散策したり、スーパーでその土地にしかない物を探したり、
有名なパン屋やパティスリーに行ったり、コテコテに観光気分を満喫したい私。
レストランも、典型的なその土地の料理を食べさせてくれる、肩肘張らないで楽しめる
お店に行くのがスキ。

対してパパは、人混みキライ、歩くのキライ、目的の場所にだけタクシーで行きたい、
地元料理を食べさせるそこいらのビストロなんぞただの無駄遣い、星付きの相応の
店じゃなければ金を出す気にならん、というヘンクツ者

が、今回ばかりは、子供がいるといかに融通が利かないかが今更わかったのか、
四十路の声を聞いてようやっと人並みに丸くなったのかはわからないけれど、
ボチボチ 常識の範囲内 で動いてくれた。


さて、期間限定ではあろうがパパが常識人となってくれたので、ムスコの監督はパパに
任せ、プラプラと呑気に景色を眺めながらメインの広場まで歩き、メリーゴラウンドをねだる
ムスコの相手もパパにやらせ、私は一人気ままに、ネットでリサーチしておいた評判の
パティスリー JACQUESへ。 嗚呼、極楽♪


  Jacques
   25, place de la Réunion
   68100 Mulhouse

 
バカンス期間という時期のせいか、行った時間が悪かったのか、異常に種類が少なかった。
その数少ないレパートリーは、全て超クラッシックなものばかり。
ムスコ用にエクレア、私にバナーヌ、ショコラを少々とジャムを一瓶購入。
エクレアのカスタードクリームも、特別バニラビーンズが利いているわけでもなく、
いかにも新鮮な卵を使いました、という弾力や濃厚さもなく。
そこいらのパン屋さんで食べられるようなスタンダードさ。
バナーヌしかり、ショコラしかり。 極々並においしいですね、というところ。
ここの魅力を、私には見つけることが出来なかった、、、というのが私の感想。


ホテルでちょっと休憩をした後は、いつもなら死んでもパパが行かない地元料理を
手頃な値段で食べさせてくれるお店へ。( ̄▽ ̄)V



  ZUM SAUWADALA
   13, rue de l'Arsenal
   68100 Mulhouse

   http://www.restaurant-sauwadala.com/

ホテルの人に教えてもらったMulhouseで一番オススメというアルザス料理のお店。
アルザス地方の定番料理やこのお店の得意料理を中心にオーダーしてみた。
定番シュークルート、豚の頭のリースリング煮込み、ウズラのロースト、、、
うぅ~、記録を残すのがすっかり遅くなってしまったので曖昧だ

絶品だったのがシュークルート。
驚くほどあっさりとしていて、口の中に残るようなしつこさがない。
酢キャベツも、ネズの味がしっかり効いていて、さっぱりしている。
たぶん酢キャベツとジャンボノー(豚のふくらはぎ)、ソーセージ、豚肉を
一緒に煮込んでいないんだろうな。 
ゼラチンだらけのジャンボノーは、しっかりと味わいがあって、ジャンボノーを
ここまで抜群においしいと思ったのは、これが初めてのこと。
ムスコも「ショシーッシュ!(ソシース、ソーセージのこと)」と要求し続け、
すごいいきおいでソーセージと豚肉を片付けていく。
ジャンボノーの出し汁とアルザスならではの香辛料キューマンが染みこんだ
ジャガイモやにんじんも気に入ったらしく「もっと、もっと!」と平らげてくれた。

こういうドイツ系!?の料理を本格的に食べるのは、ずいぶん昔、デュッセルドルフの
Schumacherに行った以来じゃないかと思う。
ドイツのソレは、もっと質実剛健で、肉の塊!!!という感じだったけど、アルザスになると
少々繊細さも加わって、日本人には食べやすいかもしれない。


ここの得意料理だというウズラのローストは、皮目が焦げる寸前のパリパリに焼かれていて
それでいて肉の部分はふんわりとジューシーな、これぞプロの焼き加減。
あまりにも絶妙で、うなってしまうほどおいしかった
付け合せのGrumbeerekiechle グルンベールキーク(ジャガイモのガレット)も最高に
おいしくて、取り合いになって足りなかったほど。

ひとつ残念だったのが、満腹でベイカーホフまでは辿りつけなかった事
 ※ベイカーホフ=羊や豚、牛肉を薄切りのジャガイモと一緒に、テリーヌ皿にいれて
   アルザスの白ワインと一緒にオーブンで蒸し煮したアルザス料理。


あぁ、すごーくくやしい。
次回アルザス旅行をする時にリベンジだな


絶対にはずせないアルコール部門にて。
まず、ワインリストはカス...
 ※こう言ったのは、私じゃーありませんよ!  ちなみに。
その代わり、抜群のビールに出合うことが出来た
メモを取らなかったので名前はすっかり忘れてしまったが(Meteorだったかな~???)、
アルザスビールに少々手を加え店オリジナルにしたという代物。
飲んだ後に、ほわっと香る苦味と混ざった芳香がナンなのか、どうしてもわからない。
根をあげて、お店の人に聞いてみるとアーティチョークで香りづけをしているのだそう

ケースで買って帰りたい、、、。

こういう時に、車を持っていない、という現実を突きつけられて落ち込んでしまうんだな...


もとい、今日の大きな収穫は、ムスコに本物のアルザス料理を食べさせられたコト。
そして、それを「おいしい。」と感じてくれたコト。
ホンモノがわかる人になって欲しい、というのは、パパママ両方の共通した願い。
特に、食材に対しての正しい味覚と感性、知識は絶対につけて欲しいんだな。

例えばね、スーパーの安パックのシュークルートを当たり前に「うまい。」、それが
最高、それで満足、と言い切れてしまう人になってしまうのには抵抗がある。
安パックは安パックの味として、そのレベルでおいしく頂くのは結構。
いつだってお金に余裕があるわけではないから、時にはチープなものでお腹を
満たすことだってあるかもしれない。
でも、安パックを10回食べるのなら、1回だけ本物を食べたい、と基本的には
思って欲しい、そういう人になって欲しい、、、というのかな。

まぁ、つまるところは、よーく食べて、よーく育てよ、ってことデス


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コメント


なんだかシュークルートがたべたくなったぞ!ブラッスリージョルジュにでもいくかなぁ。安パックを10回・・のくだり、私もダダも同感です。

by: yukko * 2011.08.30 21:23 * URL [編集]

祝・バカンス!

ちょっと、ちょっと~~、いいバカンスだったね~!
パパがスポンサー&子守りというのが「はなまる」ですよ!(笑)
cou17さんのくつろいでいる姿が目に浮かびます~!今までがんばったからご褒美、ご褒美~~!
パパ&ママの食へのこだわりは味+雰囲気まできっとムスコさんに伝わるでしょうね~!いいぞぉ~!!!

by: pepe犬 * 2011.09.01 14:40 * URL [編集]

お久しぶりです。

パパが一緒のバカンス素敵~!我が家は今年も気分屋なパパのパトロンおおかげで家族3人のバカンスはオアズケ~(涙)
実は学生時代のお友達が今まさに修行中の↑のお菓子屋!残念な結果だったのね。まあ美味しいお店でも行った日が・・・という事もあるのかな?わたしもcou17さんのブログで見たリヨンの和食屋さんに行ってみたのだけれど、バカンス後の開店日だったからか、注文したメニューが次々と出てこなくて、お客の自分のほうがハラハラしてしまったという・・・(笑)
息子君とパパと3人なら、一緒に過ごせるという事が嬉しいバカンスだったんじゃないかな~なんて思いますっ。

by: tintinmaman * 2011.09.02 17:59 * URL [編集]

Re: タイトルなし

>Yukkoさんへ

いいねぇ~、計画立てて行っとく??? かなり長い間、なんだか行きそびれてるのよ~!
ホント、食は大事よね。人の感性をも作る、って思ってるよ。
昔、味覚がド音痴な人に、「ウチはエンゲル係数高い。」と言ったら、「あ~ら、ウチの
実家は外食なんてめったにしなかったわ~。」と、誇らしげにトンチンカンな答え?(方向違いの
嫌味?)を返されて、とても言葉に詰まったことがあったっけ。(笑)

by: cou17 * 2011.09.02 21:45 * URL [編集]

Re: 祝・バカンス!

>pepe犬さんへ

おぉ~、お久しぶり!!!
そう、単独オールスポンサー、超贅沢でございました♪
あまりの優雅さに、私、有閑マダムになったような錯覚を起こしそうになりましたよんっ。(笑)
食に対するたゆまない探究心を常に持ってもらえたらいいなぁ~、と「クレナイ男子」に
願いを託しておりまーーすv-238

by: cou17 * 2011.09.02 21:50 * URL [編集]

Re: お久しぶりです。

>tintinmamanさんへ

本当にご無沙汰してしまって!!!
そっか、tintinmamanさんのお友達がいるところなのね~。
日本にも店舗を出しているし、いろんなパティシェさんが修行に来ているというので、
本当に私の行った時期が悪かったのかも。。。夏休み真っ只中だもんね。
棚がガラガラだったもん! こういう所もフランスなのかもね。(苦笑)
ムスコは、パパとずーっと一緒で、年齢に見合ったワガママをさんざんやって
なんだか少しホッとしちゃった。
普段は、いつだってママを助けてくれて、ある意味いい子過ぎるから!

tintinmamanさんは、これからバカンスなのかな???
気分屋パトロンさん、tintinmamanファミリーにバカンスをお恵みくだされ~!

by: cou17 * 2011.09.02 22:00 * URL [編集]


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